中標津二日目

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滞在している家のある直近には、牛がいる牧場はなくて、牧草を主体にしている牧場(っていうのかなあ?)ばかりのようです。家から一歩外に出ると、この写真のような光景が飛び込んできます。

牧草をなんというのでしょう?トラクターのようなものでまとめて、周囲をプラスチックか何かの繊維でしばりあげたもののようで、これが牧草地に沢山ころがっていますが、近くの牧場の方が今日はトラックで回収してどこかへ運ぶという作業をされていました。

近くで見るとこんな感じです。

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直径は、1メートルぐらいありそうですが、車で牧場地帯を走っていると、こうした丸くなった牧草をのんびりと食べている牛をよくみかけますし、黒いビニールシートで囲んだものもよく見かけます。

全く他人事として見れば、なんとなくマックス・エルンストの絵のモチーフにでもなりそうな、牧歌的でシュールレアリスティックな雰囲気が漂っていて視覚的におもしろいのですが、リアルエコノミーの世界ですから、そうも言っていられません。

今日は、二日目ですが、午前中は昨日の買い物の続きをして、住居でのQOLの向上を図りました。

まず、近く、といっても5km以上はありそうですが、計根別という小さい町へ行き、そこのJAスーパーの品揃えをチェック。いちいち中標津の町まで出るのは面倒なので、今後は、このスーパーと、もう一つのセイコーマートが食糧入手先になります。たまたまかもしれませんが、驚いたことに、牛肉がおいていませんでした。特に質問したわけではないので、間違っている可能性がありますが、豚肉とか鶏肉があるのに、牛肉がない。周りには、乳牛とはいえ、牛があふれているのに牛肉がないというのは、奇妙な感じでした。

もう一つチェックしているのは、お醤油。私は、15年ぐらい前からお醤油にこだわりを持っていて、いろいろ探しているのですが、中標津の大きなショッピングセンターを含めても、大手メーカーのものしかおいていません。お醤油は、毎日口にするものなので、味覚の敏感さの基本を構成するもののように思えて仕方がありません。地酒を選ぶことができるように、お醤油も選ばせてもらいたいのですが、そういうこだわりというのは、なかなか難しいものがありそうです。

その後、中標津の町はずれにあるショッピングセンターへ。次に驚いたというか、そうなんだ、と納得したのが、店頭にバターがなかったこと。東京でも最近バターの入手が困難ではありましたが、乳牛があふれているエリアの中心でバターがないというのは(他の店だとあるかもしれませんが)大規模店舗の流通メカニズムが、地元対応していないということの証左のような気がしますが、どうなんだろう?

帰宅後仕事をしたり、オリンピックを見たり、庭でバドミントンをしてみたりと、だらだらと過ごした後、近くにある、同じ移住体験プログラムのユーザーに挨拶に出向きました。

その方から聞いた話の中で、インパクトが強かったのは、最近、近隣(といっても半径100キロとか200キロの話ですが)で、熊の被害が多発しており、知床半島ではそのために閉鎖になったキャンプ場もあるというもの。熊は山の中にいるものであり、せいぜい、山の近くの人里で問題が発生するだけだと思っていましたが、そういうことではなく、海の近くの野付半島や牧場しかない別海町でも熊が多数出没するのだとか。鹿やキタキツネやミンクは、住んでいるあたりも徘徊していて、早朝だといくらでも見ることができるとのこと。

屋外に食べ物を出しておいては駄目だとの忠告もいただきました。

牧場の海の中に住んでいるという意識はありましたが、熊やらなんやらの野生動物の原野に踏み入れたという意識は無かったため、ちょっとビックリです。ということで、少なくとも網戸のまま寝るのはやめた方がいいのかもしれません。といっても、今日は日中でも20度程度だったため、夜間は網戸のままでは寒いので、必然的にガラス戸を閉めることになるのですが。

屋外に食べ物を放置しないという絡みで気になっていたのが、ゴミ出し。昨日、あまりはっきりしたことがわからなかったので、近所の人に聞いてみたところ、近くに一種の倉庫のようなものがあり、そこに分別しておいておきと、土曜日の朝回収しに来るとのことでした。今朝、それとなくうかがっていたら巨大なゴミ収集車が過ぎ去っていくのが見えましたので、きっとあれがそうです。

ということで、二日目からさほど面白みのない日常生活が始まりました。
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by voyage08 | 2008-08-09 23:30 | 中標津ライフ
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