カテゴリ:中標津ライフ( 27 )

中標津の人たち

ちょっと前から持っていた仕事のために、ここ2日ほど徹夜してしまいましたが、なんとか終了。

仕事をしていたため夕方になるまで家の中にいましたが、外は時々小雨交じりの寒々とした一日でした。

そうした中、この夏中標津に来ようと思いたった頃から、いろいろ情報をいただいていたSさんが訪ねて来てくれました。ブログやメールでのやりとりはあったものの初対面でしたが、随分前からの知り合いといった感じで、いろいろお話することができました。

4月頃でしたか、Sさんのブログ(http://masaru300.exblog.jp/)に出会ったのは本当に偶然でした。たまたま来ようと思っていた中標津のことを調べていた時、美しい写真にあふれたブログに遭遇しました。(え~と、私のことを知っている人はわかると思いますが)躊躇とか遠慮なく、コメントやメールでアプローチして、厚かましくも、いろいろ情報をいただきましたが、Sさんは、ボランティアながら現在私が利用させていただいている中標津町の移住プログラムとも関係が深い方で、いろいろなことをお伺いするには、おそらく中標津でも最適の方の一人ではなかったかと思います。

そのことは、Sさんのブログ中の写真が多くを語っています。この土地や、ここで生活することについての喜びがSさんのブログからあふれ出ているように思いました。

大変僭越ながら、多くの旅行のガイドブックやパンフレットや上手に作られたホームページよりもこうした一人一人の思いや表現が、人を引きつけたり、深い理解を促すように思います。特にネットの時代の今はそうですね。

中標津という私にとって未知の場所に来る前にはSさんやYさん等多くの方のブログを徘徊し、コメントやメールのやりとりをさせていただきました。それぞれの方に大変丁寧に対応していただき、感謝しています。

Sさんとは再会を約して別れました。一緒に釣りに行けるといいですね。

        * * *

以下はちょっと番外編です。

滞在している家の前の道を、数分、まっすぐ8Km行くと、養老牛温泉にたどり着きます。

養老牛温泉は、昔からアイヌの人々が利用していた温泉だったようですが、現在は、湯宿だいいち、藤や、ホテル養老牛の3つの宿屋と、もうちょっと奥にいったところにある、無料の露天風呂のからまつの湯があります。

からまつの湯は未だ行っていませんが、3つの温泉旅館には行ってみました。

このうち、湯宿だいいちは、川岸にいろいろな種類の露天風呂をそなえた食事とサービスの良い宿として、北海道では大変有名な宿ようです。内湯も(おそらく)ユニバーサルデザインを意識した作りで、多くの人が安心して使える作りになっています。写真にはないですが、川面と同じぐらいの高さの温泉があり、川の流れをみながらのんびりと湯につかっているのは至福の時間・・・

b0153340_20283022.jpg

b0153340_20285362.jpg


その斜め前にあるのが、寅さんの映画のロケ地としても有名な藤や。こちらの露天風呂も野趣あふれる石作りで、せせらぎが聞こえる中、森の緑が湯にしみいる感じ。

個人的にはこっちが好きかな。

b0153340_20292272.jpg

b0153340_20294894.jpg


もう一つは、ホテル養老牛。

男風呂の露天風呂は、橋から丸見え、というリスク(?)があるものの、素朴な感じでした。(写真なし)

ということで、ここにいると、秘湯を楽しむことができます。

秘湯というコンセプトからは、かなり離れた位置づけになるのが虹別のヘイゼルクラウスマナーというオーベルジュ風マナーハウス。

イギリスの建築様式のことは全く知らないので、なんとも言えませんが、イギリス風であることは間違いなく、1階のダイニングと、ティールームは落ち着けます(上階には宿泊施設があります。)。

元々は、関東在住のお医者さんが狩り場として愛用していたところに作った施設で、宿泊と食事以外に乗馬やラフティングもできるようです。

b0153340_20315961.jpg


この日は、ランチを食べにいきましたが、ダイニングはほぼ満員でした。内装や調度品を維持するだけでも大変そうです。

フランボワーズづくしのデザートをいただきました。

b0153340_20324145.jpg

[PR]
by voyage08 | 2008-08-26 20:33 | 中標津ライフ

ビルク

ここ2日ほど、ほとんど寝ずに仕事をしていますので、おもしろい話がありませんが、今日は借りていたDVDを返却しなければならなかったので、町の方へ行ってみました。

今回の滞在中、大変お世話になっているのがツタヤ。こちらは、東京で使っているツタヤカードは利用できないものの、東京のカードと身分証明書を提示したら中標津店用のカードを無料で作ってくれました。

今回の滞在中は、”続三丁目の夕日”、”L、Change the World"、”神童”、”チームバチスタ”等々、最近の邦画を中心としたDVDをほとんど毎晩見ていました。

また、羅臼に行ったこともあり、羅臼が出てくる”北の国から2002遺言”を家族で見ましたが、北の国からを知らなかった娘は、とても気に入ってしまい(多分、三丁目の夕日の”文学”役の吉岡さんが出ているからだと思いますが)、東京で全作品みたいといっていましたので、ちょっとした宿題です。

ちなみに、今日は、”エリザベス・ゴールデンエイジ”を借りてきました。

b0153340_1225688.jpg


利用していないのですが、GEOもあります。こちらは、全国共通でカードが使えると聞いています。
b0153340_1233779.jpg


ツタヤでとりあえず用は足りているのですが、仕方がないとは思いつつも、クラシックやジャズ系の音楽のCDがほとんど無いのが残念。

音楽といえば、滞在中20日から、中標津のコミュニティーラジオとしてFMハナ(87MHz)が開局になりました。まだホームページもない(後記:あるのかないのか不明です。)、できたてのほやほや。

聞いているのが朝早い時間帯が多いせいか、割と、私どもの世代(団塊マイナス10年ぐらいか?)が良く知っている曲がかかります。DJの人が、リクエストをもらっても、CDが無い場合があります、とか言っていたので、手持ちCDが網羅的ではなく、古いCDが多いのかも知れません。

残念なことに、電波が弱いせいか、滞在先の計根別の方では運転中にあまり聞こえないという難点があります。

電波といえば、今回の滞在中に、仕事や遊び用に活躍してもらっているのが、auとdocomoのデータ通信カード。これがなければ、今回の滞在は無かった、といっても過言ではありません。速度は、大昔の固定電話のダイヤルアップに匹敵するものがありますが(それよりはかなり速いのは事実ですが)、定額制なので、使って安心。このカード、使えない箇所も結構あるので、要注意ですが、おかげでデータのやりとりがスムーズにできていて、まあ、そのせいもあって、どこでもお仕事状態にあります。

b0153340_1252186.jpg


DVDを返しに行ったついでに、今日は、東武の駐車場にある”はな丸"寿司の中標津店に寄ってみました。店内は本店の根室店より大きいサイズで、ネタはほぼ同じ感じでしょうか。

安いこともあり、ついつい食べ過ぎてしまいます。

b0153340_124399.jpg


ついでに寄った東武の食料品コーナーで見つけたのが、ビルク。

ネットで調べてみたら、牛乳を捨てるのがもったいないと思った中標津の牧場の方が考案して網走のビール会社が製造している中標津の牛乳を使ったビールに似たアルコール飲料とのことのようです。去年から発売されているようですが、まだ、進化途上にあるのだとか。そしてビールとミルクを掛け合わせてビルクということのようです。

b0153340_2105741.jpg


最初は、ちょっと変わった味だと思うものの、すぐに慣れます。あまり牛乳という感じがしません。

牛乳や馬や山羊の乳を原料にしたお酒というのは、モンゴルあたりから中央アジアにかけてあるというような話を聞いたことがありますのでアルコール飲料の原料としての牛乳の利用というのは、深いものがありそうです。

手持ちのお仕事のファイナライゼーションのために、多分今晩も朝まで仕事をしていますが、それが終わったら、とりあえず時間ができるので、中標津滞在の最後の数日をのんびりしてみたいと思います。(朝追記:まだ終わっておらず、お昼頃までかかりそう。)
[PR]
by voyage08 | 2008-08-26 02:05 | 中標津ライフ

酪農体験

22日は、養老牛にある牧場オーナーのYさんの御厚意で、家族で酪農体験をさせていただくことになりました。

付け足しですが、養老牛(ようろううし)とはアイヌの言葉のエオロシ(川に突き出た大きな岩という意味)に当てた漢字のようです。

我々は、外国で暮らしていた頃に牧場へは何度か行ってはいたものの、乳牛の牧場は初めてだったこともあり、何をしているのか全くわからず、家族一同、大変新鮮でしたが、その分、ご迷惑をおかけしました。

Yさんの牧場は、丘の上にあり、天気が良ければ国後島まで見えるとのことですが、遙かに開陽方向へと広がっている丘陵地が見えて、山田洋次監督の映画”遙かなる山の呼び声”に出てくる風景のようです(実際のロケ地はやや違う場所のようです。)。

まず、子牛の餌やり。子牛はかわいいです。

b0153340_19253332.jpg


その後上段の牧場へ行って、牧草地に散らばっている約70頭ぐらいの乳牛を牛舎に追い込むという作業。

b0153340_19262799.jpg


最初のうちは牛たちがこちらの声に反応してくれて嬉しいのですが、そのうち、我々から見るとカオス状況に。

b0153340_19271356.jpg


牧舎に入れて、搾乳できる体制まで持って行くのは大変です。感覚的には人間の二~三歳児の集団を扱っている感じでしょうか。ただ、人間の赤ちゃんは、言うことを聞かなければ、抱き上げればいいのですが、牛は600キロもあるため、自力歩行してもらう以外方法がなく、この作業は大変です。

b0153340_19285388.jpg


一応、搾乳機の設置方法等教えてもらっておそるおそるやってみましたが、私は下手でした。

他方、娘は、割とテンポ良く作業をやっていました。

b0153340_19303178.jpg


酪農地帯の真ん中にいて、酪農に接しないのは、もったいないなあと思っていたところでしたが、Yさんの御厚意で実現することができました。

この場を借りて御礼申し上げます。

Yさんと私は音楽の趣味に近いものがあるようですが、搾乳作業をしながらピンクフロイドのDark Side of the Moonを聞かせていただきました。

最後にその朝絞った生乳をごちそうになりましたが、濃厚ではあるもののさわやかな味で大変美味しい牛乳でした。

これからは牛乳を飲む際は、酪農に携わっている方々のご苦労を思いつつ飲むことにします。

酪農を取り巻く状況は、非常に厳しいものがあるようですが、産業としての酪農の基盤を安定させ、職業としての酪農の魅力を向上させるために、様々な取り組みが必要のようです。

私にできることは、乳製品を美味しくいただくことだけで、無力ではありますが、何か考えてみたいなあ、と思いました。

娘は、今回の酪農体験は、実は農場へ行く前はかなりいやがっていたものの、牛を見るなり、かなりノリノリになって、終わると非常に楽しかったと喜んでいました。やはり生き物に直接的に対峙すると、感じるものがあったようでした。

娘と妻はこの酪農体験を中標津の最後のイベントにして、東京へ戻りました。私はしばらくこちらで一人で仕事をしています。
[PR]
by voyage08 | 2008-08-23 19:58 | 中標津ライフ

牧場の主たち

今日は、午前中は仕事、でおとなしくしていました。

午後は、かねてからブログを拝読させていただいている東養老牛(ようろううし)という場所にある牧場のオーナーさんのところへ、とりあえずのご挨拶に行きました。

この辺の地図のマトリックスが頭に入っていないので、地図上で示されても近いのか遠いのかわかりませんでしたが、今回は、多分、最短距離を行けたのではないでしょうか。車で6~7分でした。

牧場は、丘の上に一段登ったところにありました。家の前にブログで見たバイクが置いてあったので、すぐにわかりました。

今日は、とりあえずご挨拶、ということで、先般、もらわれた子猫にも挨拶できました。

今日は、今滞在している家がある地区の盆踊り大会とのこと。日中、準備の方が大勢来られた初めて知りましたが、廃校になった体育館に、太鼓用の櫓を組んで、本格的な雰囲気が漂っていました。

所定の時間になって行ってみると、なにやら不思議な雰囲気。

仮装しているグループが何組かありました。気になったのは、ラメをあしらいまくった衣装の女性の3人組、シマジロウの着ぐるみ風の方、ヤッターマンに扮したご家族等々。


b0153340_065496.jpg




いったい何が始まるのだろうと思っていたら、仮装のランキング付けでした。

1位から6位まで仮装で参加した全てのグループが賞をいただいていましたが、気になったパイナップルの衣装の格好の女性は何位だったのでしょうか。

我々は、一応、参加はしていたのですが、僕の方は、樽生ビールを飲み続けていたし、僕も娘も振る舞われる焼き鳥と焼きトンが気に入って食べ続けていました。

焼きトンの豚はミルキーポークという中標津の大山牧場の豚で、チーズを作るときのホエーという原料(中間生成物?)だけを食べさせて放牧させている豚なのだとか。地元の人も、食べたら、どこの牧場の豚かわかるとおっしゃっていました。

柔らかくて、味が濃くて美味でした。

祭りの最後は、入場時に登録した番号で、プレゼントが当たる、という企画。我々親子も花火やら、大きな懐中電灯やら、農家用のつなぎの服とかが当たって、大満足。でも、つなぎはどうすればいいんだろう。

夜も更けてお開きになりましたが、私の方だけスタッフの残務処理的雑談会に参加し、焼きトンとビールをいただきながら、昨今の酪農が抱えている問題等、いろいろな話を地元の方から聞く機会がありました。

皆さん、一国一城の主らしく、どうどうとしているし、自分の意見がある方ばかりで、楽しい語らいでした。

場所になった小学校は数年前に廃校になったようです。今日の参加者の多くがこの小学校の卒業生のようでしたが、関係者は、熟慮の上に廃校を決定したようです。

体育館には、校歌の歌詞が残っていましたが、後に続いて歌う人がいない校歌というのは、若干寂しさが伴います。そうではありながらも、子供の利益を最優先にして、廃校を決めたとのことでした。


b0153340_072915.jpg

[PR]
by voyage08 | 2008-08-15 00:02 | 中標津ライフ

雨のOFF日

今日は朝から小雨で外出する雰囲気でもなし。昨日終わった仕事の関係の残務で東京と若干のやりとりをしていると、別の発注元から作業の進捗状況の紹介がある。・・・・・しばし沈黙・・・・・その案件、完全に忘れていました。期限が切られていないとか、ゆっくりやってくれとかメールに書いてあったのですが、そういうことが書いてあると、ジョブそのものが意識から抜けてしまっています。

量的に4時間ぐらいで終わりそうなものでもあり、また、頭が完全にOFFモードになっているため、すぐには着手する気にならず、とりあえず、明朝には入れますというメールを送信して、今日日中は、OFFにすることにしました。

午前中は、ごみだしやら掃除。朝方まで起きて本を読んでいたらしい娘が11時頃起きてきたので、昨日からのお約束で、割と近いところにある回転寿司の”すしロード”へブランチがてら行ってみました。


b0153340_17195485.jpg



b0153340_17202071.jpg



ここは幹線道路沿いというロケーションの良さや広い駐車場があるからかライダーさんにすこぶる人気のようで正午頃着くと、駐車場にはバイクが数十台駐車しており、店内のカウンターもライダーさんたちで、ごった返していました。

何かの本で道東の回転寿司は、ネタが新鮮で大きくて、その上、安い、というのを読んだことがありますが、まさにその通りでした。特に、安い!150円ぐらいまでに3段階の価格設定がなされていて、低価格帯でも選択の余地が豊富でした。

中標津には、見たところ他にも回転寿司や、普通のお寿司屋さんがあるようなので、そのうち別のところへ行ってみようと思います。


b0153340_17205874.jpg


OFFモードになっているので、すぐに帰る気がせず、雨の中、景色がなさそうなので、無駄とは思いつつも、開陽台の展望台へ。視界は限られていましたが、広い牧草地に牛が放牧されている様子や、格子状防風林の模様が綺麗に見えました。


b0153340_17212591.jpg



b0153340_1722352.jpg



名物(?)の蜂蜜をトッピングしたソフトクリームをデザート代わりに食べましたが、甘い、というか甘過ぎ。

展望台でうろうろしていると、土佐弁そのままで喋っている家族連れの観光客を発見。その後目があってしまって、”高知からですか~”とか聞いてしまいましたが、奥さんが、"わかります?しょっちゅう言われますぅ”とのお返事。そりゃあわかるわ。”いうたちいかんちや”とか系の土佐弁を連発していました。


b0153340_17223231.jpg



帰り道、学校の夏休みの宿題で動物の絵を描くという課題をもらっている娘からの依頼で家の近くの牧場で牧草を食べていた牛を撮してみました。3種類の動物をそれぞれ二方向から描くという宿題らしく、この牛以外に二種類の動物を探す必要があるようです。

中標津にも羊や馬を飼っているところはあるでしょうか?あるいは、熊や鹿、鶴に出くわすことができればそれはそれでいいのですが、そういう時は二方向から写真を撮る余裕はなさそうです。
[PR]
by voyage08 | 2008-08-13 17:57 | 中標津ライフ

メタボに牛乳!?

b0153340_2001912.jpg



今日も相変わらず曇り空で気温は低め。夕方は18℃ぐらいだったようです。夜天気がよければペルセウス座流星群が見えたのではないかと思いますが、低い雲がたれ込めて、期待できません。

今日は、午後3時半頃まで、昼食抜きで仕事をしたため、買い物及びDVDの借り換えに行くついでに、町のラーメンやさんに行ってみました。


b0153340_2031348.jpg



38ラーメンという町の中心部の交差点にあるラーメン屋さん。お薦めを聞いたらやっぱりみそラーメンということなので、私はこちら。これが量が多い上に餃子まで食べてしまったので、娘と私は夕食は不要ということで意見の一致を見ました。近くに座っていた人は、ラーメンの上に、ご飯ものも食べていたのですが、皆さん結構大食いなのでしょうか?それでも皆さん、結構スリムです。

そこで思い出したのが、道路脇にあるこんな宣伝ボードならぬ宣伝ロール


b0153340_2011893.jpg



乳製品はメタボ対策になるらしい?!


計根別農協の建物の正面にもこんなキャッチフレーズがあります。


b0153340_20154100.jpg



ということで、今日は中標津の低脂肪牛乳を買ってしまいました。


b0153340_2022974.jpg



牛乳飲んで、みんなで笑顔、ですね。

中標津に来る前から持っていた仕事が一段落したので、明日からは、ちょっとうろうろしてみたいと思います。
[PR]
by voyage08 | 2008-08-12 20:12 | 中標津ライフ

中標津二日目

b0153340_22542345.jpg


滞在している家のある直近には、牛がいる牧場はなくて、牧草を主体にしている牧場(っていうのかなあ?)ばかりのようです。家から一歩外に出ると、この写真のような光景が飛び込んできます。

牧草をなんというのでしょう?トラクターのようなものでまとめて、周囲をプラスチックか何かの繊維でしばりあげたもののようで、これが牧草地に沢山ころがっていますが、近くの牧場の方が今日はトラックで回収してどこかへ運ぶという作業をされていました。

近くで見るとこんな感じです。

b0153340_22552343.jpg


直径は、1メートルぐらいありそうですが、車で牧場地帯を走っていると、こうした丸くなった牧草をのんびりと食べている牛をよくみかけますし、黒いビニールシートで囲んだものもよく見かけます。

全く他人事として見れば、なんとなくマックス・エルンストの絵のモチーフにでもなりそうな、牧歌的でシュールレアリスティックな雰囲気が漂っていて視覚的におもしろいのですが、リアルエコノミーの世界ですから、そうも言っていられません。

今日は、二日目ですが、午前中は昨日の買い物の続きをして、住居でのQOLの向上を図りました。

まず、近く、といっても5km以上はありそうですが、計根別という小さい町へ行き、そこのJAスーパーの品揃えをチェック。いちいち中標津の町まで出るのは面倒なので、今後は、このスーパーと、もう一つのセイコーマートが食糧入手先になります。たまたまかもしれませんが、驚いたことに、牛肉がおいていませんでした。特に質問したわけではないので、間違っている可能性がありますが、豚肉とか鶏肉があるのに、牛肉がない。周りには、乳牛とはいえ、牛があふれているのに牛肉がないというのは、奇妙な感じでした。

もう一つチェックしているのは、お醤油。私は、15年ぐらい前からお醤油にこだわりを持っていて、いろいろ探しているのですが、中標津の大きなショッピングセンターを含めても、大手メーカーのものしかおいていません。お醤油は、毎日口にするものなので、味覚の敏感さの基本を構成するもののように思えて仕方がありません。地酒を選ぶことができるように、お醤油も選ばせてもらいたいのですが、そういうこだわりというのは、なかなか難しいものがありそうです。

その後、中標津の町はずれにあるショッピングセンターへ。次に驚いたというか、そうなんだ、と納得したのが、店頭にバターがなかったこと。東京でも最近バターの入手が困難ではありましたが、乳牛があふれているエリアの中心でバターがないというのは(他の店だとあるかもしれませんが)大規模店舗の流通メカニズムが、地元対応していないということの証左のような気がしますが、どうなんだろう?

帰宅後仕事をしたり、オリンピックを見たり、庭でバドミントンをしてみたりと、だらだらと過ごした後、近くにある、同じ移住体験プログラムのユーザーに挨拶に出向きました。

その方から聞いた話の中で、インパクトが強かったのは、最近、近隣(といっても半径100キロとか200キロの話ですが)で、熊の被害が多発しており、知床半島ではそのために閉鎖になったキャンプ場もあるというもの。熊は山の中にいるものであり、せいぜい、山の近くの人里で問題が発生するだけだと思っていましたが、そういうことではなく、海の近くの野付半島や牧場しかない別海町でも熊が多数出没するのだとか。鹿やキタキツネやミンクは、住んでいるあたりも徘徊していて、早朝だといくらでも見ることができるとのこと。

屋外に食べ物を出しておいては駄目だとの忠告もいただきました。

牧場の海の中に住んでいるという意識はありましたが、熊やらなんやらの野生動物の原野に踏み入れたという意識は無かったため、ちょっとビックリです。ということで、少なくとも網戸のまま寝るのはやめた方がいいのかもしれません。といっても、今日は日中でも20度程度だったため、夜間は網戸のままでは寒いので、必然的にガラス戸を閉めることになるのですが。

屋外に食べ物を放置しないという絡みで気になっていたのが、ゴミ出し。昨日、あまりはっきりしたことがわからなかったので、近所の人に聞いてみたところ、近くに一種の倉庫のようなものがあり、そこに分別しておいておきと、土曜日の朝回収しに来るとのことでした。今朝、それとなくうかがっていたら巨大なゴミ収集車が過ぎ去っていくのが見えましたので、きっとあれがそうです。

ということで、二日目からさほど面白みのない日常生活が始まりました。
[PR]
by voyage08 | 2008-08-09 23:30 | 中標津ライフ