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道東観光② 知床岬クルーザーツアー★熊・熊・熊・・

16日、サロマ湖の南東端から、網走を経由して、知床半島の北側の海岸の港町にして観光拠点のウトロまで、約120キロを何とか1時間30分で走り、所定の9時40分の前には観光船の事務所に到着。海が荒れているとのことで経口の酔い止めの薬もその場で購入し飲んでしまいました。

ウトロ発の知床半島jをめぐる観光船にはいろいろなパターンがありますが、我々が選んだのはクルーズ船で知床岬の先端まで行く往復3時間のコース。

これは海岸近くまで近づけるために、景観を間近に見ることができることと、熊をはじめとして野生動物を見ることができる可能性が高いというコース。

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曇天で、知床の山並みは雲で覆われ、景観的には、今ひとつながらも、奇岩やいくつかの滝を過ぎ、鮭用の定置網を迂回するために、何度も沖に迂回などしていると陸上に動くものを発見。

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いきなり、親子3頭の熊が現れました。その後もポイントへ移動するたびに、熊が次々と現れ、全部で10頭の熊を見ることができました。

船内の放送によれば、知床半島には500頭の熊が生息していると推定され、そのうち250頭が確認されているということなので、そのうちの10頭というのは、割合的には、確認されているものの4%を見ることができたことになり、かなりの高率?!

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熊は最近日本のいたるところで出没しているようなので、その存在自体は珍しくなくなっているようですが、こうして野生で遡上してくる鮭を狙っている姿を見ると、知床の自然の豊かさを感じてしまいます。

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途中、知床岬の突端が遠景に見える辺りで、波浪が高くなり、船酔い客が増えたために知床岬まで行くのを断念して、引き返しました。我が家の一行は、とにかく遠くを見ることというアドバイスを守ってくれたおかげで(?)船酔いする者もなく、無事港に到着。

港への途上、雲が晴れ、知床の山々を若干ながらも望むことができました。

(なお、途中で引き返したために代金の4分の1返金がありました。)
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by voyage08 | 2008-08-20 19:28 | 道東観光

道東観光① 養老牛~サロマ湖

15日、午前中、仕事関連の作業を終えて計根別の郵便局からアメリカに郵便を送付した後、中標津のラーメン屋さん「丸福」でお昼。そのうち写真をアップしたいと思いますが、メニューが多彩で、美味しかった。かなり流行っている雰囲気でした。

その後、妻が来る予定の中標津空港へ行き、到着用のドア付近で待っていると、先頭を切って出てきたのは、ムツゴロウ先生こと畑正憲さんでした。グレーのスーツ姿で颯爽と歩き去りましたが、確か、中標津には、かつてムツゴロウ牧場があったはず。最近ではニュースであきる野市にあった施設で労働問題があったと報じられていたような気がしますが、道東の方での活動を再開したとの報道もありました。私も中学生の頃、彼のエッセイ集を何冊か読んだことがありましたし、娘も中学受験の勉強の際に、いくつかエッセイを読んでいたらしく、実際に本人を見て二人で感激。

そこへ、Y牧場のオーナーさんがご家族の出迎えに訪れご挨拶。滞在中に是非おたずねしたいものです。

無事妻が到着しましたが、1時間半後に女満別空港に到着予定の元同居人(娘が小さい頃のベビーシッター)の出迎えをするために滞在先の家にも寄ることなく、そのまま女満別へ。カーナビでは110キロという表示が出ていましたが、北海道感覚では1時間半ぐらいでいけるかな、という感じ。

養老牛(ようろうし)という場所の山肌の草で描かれた「牛」の文字が視界に飛び込んできました。養老牛という名称は不思議な感じがしますが、その由来については未だ調べるところに至っていません。宿題です。北海道の中でも素晴らしい温泉があるところとして有名なところのようですが、今回は未だ行っておらず、滞在中後半のお楽しみです。


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途中、経路は、摩周湖の有名な展望台ではなく、裏摩周と呼ばれる風景が見える展望台をかすめるため寄り道してみました。幻想的な雰囲気は、後日見た第一及び第三展望台から見る摩周湖よりも摩周湖のイメージにあう感じです。そこでちょっと気がついたのですが、前回約30年ほど前にもこの辺りは車でまわりましたが、その際には時々キタキツネを見かけましたが、これまでの滞在では一匹も見ていません。偶然かもしれませんがキタキツネに何かあったのでしょうか?

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などと話をしているうちに中標津空港を出てから1時間15分後に女満別空港に到着。無事、元同居人をピックアップして、最初の目的地、網走監獄博物館へ。

折り悪く雨が降ってきたため、傘をさしての見学になりましたが、見応えのある博物館で、特にスリラー好きの娘は、展示された網走監獄を舞台にした各種事件を食い入るように読んでいました。

網走監獄博物館の展示からは北海道の開拓と囚人の関係が読み取れます。展示から改めて知ったのは、(これまで不勉強だったのですが)オホーツク文化圏の存在。それとなく知ってはいたものの、意識したことがありませんでした。いろいろ見てみるとアイヌ以前のオホーツク海地方の文化のようですが、アイヌ文化の熊崇拝も、アイヌ固有ではなく、オホーツク文化圏を起源にしているのだとか。この地方には縄文人の遺跡もあるみたいですが、いろいろ考えると、アイヌ民族やアイヌ文化というのは、"微妙"な位置づけになるのかも知れません。アイヌ民族のいわゆる先住民指定問題というのは、詳細は知らないものの納得できない人も多そうですが、どうなんでしょう?オホーツク文化もそうですが、ロシア沿海州と日本の古代や中世、近代の頃の関係とか、明確になっていないか、一般には余り知られていない歴史がありそうです。明白化するとネガティブな影響を受ける潜在的利害関係者がいそうな歴史は隠蔽されているような気がして仕方がないのですが、実際に展示として見るとその感じが強まります。

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などと考えつつ、宿泊先のサロマ湖のほとりの常呂にある"船長の家"へ。ここはネットのブログ等でとにかくカニ料理の量がすごい、との書き込みが多く、楽しみにしつつも、戦々恐々としていたというのが本音。

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実際は、楽しみを超えて、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニの3種類のカニによるカニ責めを中心に地元のホタテや、名前も覚えきれない各種魚介類による魚介物量投入大攻撃で、全員、完敗。でも最後の方に出てきたカニ飯は、美味で、満腹感を抱えつつも、全員食べてしまいました。結局毛ガニ一匹、残してしました。もったいないことです。近くに座っている人を見たら、しっかり完食している方が多かったようですが、脱帽です。我々、まだまだ修行が足りないです。娘は、この夕食で、旅館のおばちゃんからカニの甲羅のはずし方を教えてもらい、得意になりました。これは、余所ではなかなか習得しがたい技であり、また、完食できなかった我々敗北者にとっては一筋の光明ではあるものの、この技を使う機会は、北海道を離れたらしばらくはなさそうです。

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カニ責めで完敗しつつも、満腹感で全員すぐに寝てしまいました。

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翌朝、雨も上がり、サロマ湖の湖岸を散歩してみました。思い出すのは、三田明が歌ったご当地歌謡、"サロマ湖の空"。昔はご当地歌謡というのが流行りましたが、歌詞の中のすんだ空ではなく、どんよりとたれ込めた曇り空でした。防波堤からは、湖面を水鳥が並んで見つめていました。

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その後、無理を言って朝食の時間を早めてもらい、10時発のクルーザーでの知床岬巡りツアーに乗船するために120キロ先のウトロへ1時間40分後の9時40分までに到着しなければならないという厳しい状況の下、午前8時にサロマ湖の船長の家を後にしました。
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by voyage08 | 2008-08-20 10:51 | 道東観光